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中東情勢の影響による住宅資材の供給動向について

平素よりヤマタグループにご信頼をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
また、現在お住まいづくりをご相談中のお客様、すでにご契約をいただいているお客様におかれましては、大切な家づくりを私たちに託していただいておりますこと、心より感謝申し上げます。

ここ最近の中東情勢の緊迫化により、住宅づくりに関わるさまざまな資材や設備に、供給面・価格面の両方で影響が出始めています。
とくに、原油やナフサをもとに作られる石油化学系の建材や副資材については、今後さらに流通が不安定になることも想定され、住宅業界全体として慎重な対応が求められる局面に入ってきたと受け止めています。

現在、影響が懸念されるものとしては、防水関連資材、断熱材、透湿防水シート、接着剤、シーリング材、塗料、さらには一部の住宅設備機器などが挙げられます。
家づくりは、たくさんの部材や設備が順番に揃って初めて前へ進む仕事です。ですから、金額が大きいものだけが問題なのではなく、比較的小さな部材であっても、必要なタイミングで入らなければ工程全体に影響が及ぶ可能性があります。

ヤマタグループとしては、このような状況において大切なのは、過度に不安をあおることではなく、いま何が起きていて、何に備えるべきかを正しく共有することだと考えています。
見通しの立ちにくい局面ではありますが、その中でもお客様の住まいづくりをできるだけ安定して進めるために、グループとして取れる対応を一つずつ講じてまいります。

ヤマタグループには、グループ内で建材の流通・販売機能を担い、一定規模の資材保管機能を持つ体制があります。こうしたグループ内の連携を生かしながら、必要な資材をできる限り早く、できる限り確実に確保する方向で対応を進めてまいります。
また、大型ショールームに展示している住宅設備や仕様の実物も活用しながら、状況に応じて柔軟な代替提案や調整を行えるよう備えております。

加えて、ヤマタグループとしてこの場で明確にお伝えしたいのは、現在のような局面では、まずお客様からご依頼いただいている住まいを完成させることを最優先に考えるということです。
私たちは、お客様に請け負わせていただいた住まいを無事に完成させ、お引き渡しする責任を何より重く受け止めています。したがって、資材手配や工程調整においても、まずはその責任を果たすことを優先して判断してまいります。

以下、現在のご状況ごとに、基本的な考え方をお伝えいたします。

●すでに着工しているお客様へ

現在工事が進んでいるお客様については、主要な資材や設備の手配が相当程度進んでいる案件が多く、現時点では、お引き渡し時期やご契約内容に大きな変更が必要となる可能性は高くないと見ています。
ただし、今後の国際情勢や流通状況次第では、想定外の影響が生じる可能性を完全に否定することはできません。だからこそ、進行中の現場を最優先で守り、できる限り予定通りに進められるよう取り組んでまいります。

●ご契約済みで、着工前のお客様へ

これから工事に入るお客様については、着工時期に支障が出ないよう、主要資材の確保を優先して進めています。
一方で、水まわり設備など未決定の仕様が残っている場合は、発注時期に影響が出るため、通常より早めのご判断をお願いすることがあります。
また、今後の供給状況によっては、納期の見直しや代替仕様のご相談をお願いする可能性もあります。その際は、事情を曖昧にせず、確認できた内容を速やかにお伝えし、お客様と協議しながら進めてまいります。

●設計・お見積もり中のお客様へ

現在設計中、またはお見積もりの段階にあるお客様については、現時点で確認できている価格や供給状況を踏まえてご提案を進めております。
ただし、今後さらに価格改定や供給制限が広がった場合には、当初想定していた金額や仕様の一部に変更が生じる可能性があります。
また、同じ性能や使い勝手を確保しながら、別の建材・設備へ切り替えるご提案を差し上げる場合もあります。今の時期は、金額も工期も完全に固定された前提で考えるというより、一定の変動可能性を踏まえて計画を組み立てることが大切だと考えています。

●これから家づくりを検討されるお客様へ

これから計画を始める方にとって大切なのは、焦って結論を出すことでも、逆に不安だけを大きくして立ち止まってしまうことでもありません。
大切なのは、ご予算、建物の大きさ、性能、設備、デザインなどの中で、何を優先し、どこまでなら調整できるのかを整理しておくことです。
特に今は、特注要素が多い計画や、納期の読みにくい設備・仕様を多く含む計画ほど、価格と工期の両面で影響を受けやすくなります。見通しの立てやすい仕様を軸にしながら、ご自身にとって本当に大事なものを明確にして進めることが、結果的に安心につながると考えています。

ヤマタグループは、地域に根ざして家づくりに向き合ってきた立場として、こうした先の見えにくい時期であっても、目先の都合だけで判断するのではなく、品質を守ること、現場を動かし続けること、そしてお客様に対して誠実であることを大切にしたいと考えています。
そのために、グループ内の調達力、在庫機能、ショールーム機能も含めて総合的に活用しながら、できる限り安定した家づくりを支えてまいります。

状況が不透明なときほど、きれいな言葉だけではなく、現実に即したご説明が必要だと私たちは考えています。
今後も情勢の変化を注視しながら、お客様に関わる重要な情報については、確認でき次第、随時お知らせしてまいります。
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

ヤマタグループ
ヤマタホールディングス株式会社
代表取締役 山田 雄作

 

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